子どもの力が社会を変えていく

イエナプラン

はじめに

Jenaplan

小学校にあがったとたんに、子どもが行き渋る!理由がわからず悩んでいるママさん、パパさんへ

原因は色々ですが実際のところ、お子さん自身も言語化できないのです。

幼稚園・保育園では

  • ・サークルになって座っていた
  • ・トイレも自由に行けた
  • ・じっと座っていなくてもよかった
  • ・先生との距離が近かった
  • ・泣いてもよかった

もしかしたら、こんな些細なところから子どもたちは学校が怖い!先生が怖い!お友達とあそべない!ってなっているのです。

オランダのイエナプランでは、これらの問題を全て「子ども社会」のシステムの中で子ども同士で解決できる仕組みを作っています。

例えば、

  • ・異年齢学級:違いをきわだたせ、違うことに価値があることを知ること。
  • ・サークル対話:自分の頭の中を言語化できるようになるために、毎日、朝、昼、帰りと15分づつお互いの顔を見ながら何でも話し合える。これは、学校が「安心安全な場所」となるために対話の時間を何よりも大切にしています。

イエナ体験者のことば

Testimonials

鈴木さん(愛知県岡崎市在住)

おうちでイエナを実践してみての変化は我が家の場合、夫婦関係の変化です。
「どうせ、話してもこう返答が来るだろう」と勝手に予測して、自分の意見を伝える事をいつの間にかしなくなってしました。
ところが、イエナを学び「対話」の大切さを知ってから、主人との対話の時間を意識して作る様になりました。
その結果、どうせ…と思っていた返答とは違う事があると気がつき、新鮮な発見があったり何よりも「対話をしよう」と思う様になった事が1番大きな収穫だったかもしれません。
対話の時間が増え、相手の考えや意見を聞くのが楽しいと感じる様になりました。
そして、自分の意見を伝えることに自信が持てる様になりました。
イエナプランは、年齢に関係なく全ての人にとって必要な学びだと感じています。

河野さん(鹿児島県奄美市在住)

昨年の夏にイエナ式キャンプに参加させてもらいました。
子育てに関して、どうしてうちの子は周りの子と比べて〇〇なの。と一般的ないい子を理想に思い込み、いいところを見つけられずにいました。
キャンプに参加した際、大変なところといいところを見つけてもらって、一人で悩んでいたことをやっと周りに分かってもらえたという気持ちになりました。
それから、イエナプランについてもっと学びたいと感じるようになりました。
定期的に参加することで、普段の生活ではみられない一面を見たりキャンプに関しては、サークル対話に参加できるようになったり少しずつ変化に気づけるようになりました。
関わりとしては、マルチプルインテリジェンスの中から自然や運動スマートであり、内省スマートであることが分かり周りを観る力がすごいなーと感心しています。
将来探偵になりそうな勢いです。
不器用でうまく言葉にできない部分もありますが、そこを理解してあげながら、子どもの持つ力を信じて根気強く関わりを持つことをモットーにやっていきたいとおもいます。

加藤さん(豊明市在住)

「対話」の方法を知りまずは私自身、家族に対する声のかけ方が変わりました。
以前は意見や価値観の違いを感じると、怒りや悲しみを不機嫌でぶつけていた私ですが、「お互いの気持ちを出し合う」「違いがあっても良い」ということを知っただけで、それぞれの気持ちを尊重しながらも自分の思いを冷静に伝えられるようになりました。
こども達のことも、いずれ社会に出ていくひとりの人として見ることができるようになり、それぞれの個性や、それぞれの自由を今まで以上に尊重しながら見守れるようになりました。
おかげで家族にも少しずつ変化があり、親子や姉妹の間でも、対等な関係でお互いの気持ちを出し合いながら対話ができるようになってきたと感じます。

中さん(愛知県岡崎市)

イエナを学んで大きく変わったことはわたし自身がイエスとノーは同じ価値と思えるようになったことです。以前は人から批判されたり反対されることを恐れていましたが、わたしとあなたの意見は違ってもいいと思えるようになり、自分と違う意見だったとしても受け入れることができるようになったし、自分の意見を自信をもって言えるようになりました。また、夫も完璧主義が強く失敗すると深く落ち込んでいましたが、今ではこれも学びだよね~と気持ちを早く切り替えれるようになったと感じますし、わたしが本音で話すことを心掛けていたら夫も本音を話してくれるようになりました。これからも実践していきたいです。

早川さん(愛知県岡崎市)

子どもの発達障害や学校の行き渋りを経験し、子どもの自己肯定感が育つ親の関わり方が知りたい!という想いから、イエナプランを学び、家庭に取り入れる様になりました。
対話を軸に、子どもの力を引き出していくイエナプラン。親の受け答えが変わった事で、子どもが親を信頼し、自分の考えをたくさん伝えてくれる様に!
発達や学校のことで悩みがあったけど、子どもが自分で考えて、それを表現できるのなら、何も心配することはないな!と思える様になりました。
毎日が『なぜ?』にあふれ、子どもとの生活がより楽しくなっています!

お知らせ

News

代表ブログ

イエナプランについて学んだことをブログに書いています。

共に生きることを学ぶ場

子どもの力が社会を変えていくイエナプランとは?

100年前、ドイツでペーター・ペーターセンが始めた「小さなイエナプラン実験校」

ペーターセンの著書小さなイエナプランに感動したオランダ人女性スースフロイデンタールによる、オランダ全土へのイエナプラン普及

日本では2019年に長野県でイエナプラン公認校「大日向小学校」がスタート。2022年には広島県で公立の「常石ともに学園」が開校。

イエナプランの基本的要素

Basic Elements

異年齢学級

三学年のファミリーグループ。子ども達は異なる立場を経験する

4つの基本的活動

対話、遊び、仕事、催し

リズミックな時間割

毎日の日課は4つの基本活動が子ども達のバイオリズムに合わせて循環する。

ワールドオリエンテーション

科目の枠を超えて、生きたホンモノの題材で協働で探求する。イエナプランのハート

生と学びの共同体

子ども達が1日の大半を過ごす場である学校は家庭と同じように生活の場と捉え、教員はそれをファシリテートする養育者であり、保護者と教員は「学校共同体」である。

20の原則

20 Principles

子ども達を人間として尊重し、子ども達の幸せのために社会や学校はある。ということを原則として

  • ・人間について
  • ・社会について
  • ・学校について

と言った、20の項目に渡る原則がイエナプランの基本理念となっている。

8つのミニマム

8 Minimums

スースフロイデンタールがオランダでイエナプランを広げる際に、当時まだ20の原則もなかったが、フロイデンタールにより、「これだけは抑えてほしい!」との思いから8つのミニマムが誕生した。

  • 1.インクルーシブな思考に向けた養育
  • 2.学校の現実の人間化と民主化
  • 3.対話
  • 4.教育の人類学化
  • 5.ホンモノ性
  • 6.自由
  • 7.批判的思考に向けた養育
  • 8.創造性

6つのクオリティ

6 Qualities

  • 1.経験の重視
  • 2.発達の重視
  • 3.協働(生と学びの共同体)
  • 4.世界に目を向けている
  • 5.批判的思考
  • 6.意味、意義のある学び

コアクオリティ

コアクオリティ3つの要素とその意味

子どもの自分自身との関係

子どもの他の人との関係

子どもの世界との関係

7つのエッセンス

7 essences

問いを立てるために子ども達が自分で計画できること。

①物事に進んで取り組む ②計画する ③協働する ④生み出す ⑤プレゼンテーションする ⑥リフレクションする ⑦責任を持つ

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イエナ式おうち探究塾

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〒894-0622

鹿児島県奄美市笠利町大字笠利2899-1

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